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【No.08】日差しが気になる方に日焼け止めの表示をご説明します!

ハートフルレター

紫外線には肌を黒くして老化を促進するUVAと、炎症を起こして肌を赤くするUVBがあります。日焼け止めに表示されている「SPF」と「PA」は、このUVAとUVBの遮断効果を表示しています。

SPF

これはUVBに対する防御効果を表しています。 1SPF=20分間、肌をUVBから守ってくれる効果があるので、例えば「SPF30」の製品を規定量つけた場合、20×30=600分=10時間UVBの遮断効果があるということになります。なお、SPFは数字が50以上になるとその性能に余り差がなくなるため、SPF50以上の場合「SPF50+」と表示されています。SPFは、数値が高いとそれだけ乾燥し、肌に与える負担が大きくなります。UVBは直接日光に当たることを避けるだけでもある程度は防げるため、普段屋内で仕事をされる方などはSPFの数値は10~30くらいでも問題ないでしょう。

PA

これはUVAに対する防御効果を表しています。「PA+」~「PA++++」までの段階があり、+が多いほど効果が高いことを表します。日常の生活であれば「PA+~++」くらいで問題ありません。
以上の特徴を理解して、使用場面によって効果的に使い分けをしましょう。ただし、気を付けなければいけないのは塗る量です。薄ければ当然期待した効果は得られません。また水泳や、汗で流れたり、顔を触ることでとれてしまうことも多々あります。
目安の使用量は、顔だと真珠の玉2個分位を全体にのばして下さい。また3時間に1回くらい塗り替えるほうが確実です。

(日本皮膚科学会参考)

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